フリーランスでクレジットカードは作れる?現状と審査通過する方法

フリーランスでもクレジットカードを作ることは可能ですが、審査通過しないケースも珍しくありません。しかしいくつかの条件をクリアすれば、クレジットカードを持てる可能性を高められます。

審査通過するためのコツを確認せず、やみくもにクレジットカードに申し込むのはNG。再度クレジットカードを申し込もうと思っても、審査の目がより厳しくなる可能性があるからです。そのためクレジットカードを作る前に、フリーランスの人がクレジットカードを持つための方法を確認しておきましょう。

この記事でわかること
  • クレジットカード審査通過するためにできること
  • フリーランス(特に1年目)は信用力が低い
  • 延滞や滞納はなるべくしないこと
  • 実績を作れば審査通過は可能

クレジットカードの作りやすさの現状

フリーランスのクレジットカードの作りやすさの実情は以下のようになっています。

    ★フリーランスになり立ての場合は審査に通りにくい
    ★数年の実績があれば審査通過しやすくなる可能性が高い

フリーランスの人は継続して安定した収入があることを証明するのが難しいため、クレジットカードを作りにくいのが実情です。
とりわけフリーランスになりたての場合は収入を証明することが難しく、一般的なクレジットカードの審査には通らないケースがほとんどです。

ただしフリーランスで数年間働いていれば収入を証明できるため、スムーズにクレジットカードを発行してもらえる可能性が高まります。

フリーランス初年度の人が審査通過しにくい理由

フリーランスになりたての人がクレジットカードの審査に通りにくいのは、支払い能力があるか否かを見極めるのが難しいからです。
クレジットカードの審査では属性を確認されるのが一般的です。つまりほとんどのクレジットカード会社では会社の規模や勤続年数、年収などから支払い能力を推測してクレジットカードを発行するか否かを決めます。

フリーランスになりたてだとまだ実績が少ない上に確定申告もしていないため、安定した収入があることを証明するのは困難です。そのためフリーランスになりたての人が一般的な個人カードを作る場合は、クレジットカードの審査に通過する見込みが薄いのです。

フリーランスになる前にクレジットカードを作ろう

もし今、会社員として働いていて今後フリーランスに転身しようと思っているのならば、会社員のうちにクレジットカードを作っておきましょう。上記で説明したように審査では属性を重視されます。そのためまだ収入が安定していないフリーランスの人よりも、収入が安定している会社員のほうがスムーズにクレジットカードを発行してもらえる可能性が高いのです。

ただし事故情報があると会社員でも審査通過しない可能性が高まります。支払いの延滞や滞納をしたことがある場合は、属性にかかわらずクレジットカードを発行してもらえない確率が高いということを理解しておきましょう。

ほのすけほのすけ

ぼくは会社員のあいだにクレジットカードを作っておきました。その方が後々困らないと思ったからです。ちなみにメインカードは楽天カードです。楽天でよく買い物をするので、日々の生活費の支払いで楽天ポイントが貯まるのでお得です!

フリーランスでも実績があれば信用を得られやすい

フリーランスでも収入が安定していることが証明できれば、審査通過の可能性をグンと高められます。一般的には以下のような条件に当てはまれば、支払い能力があるとみなされます。

  • 3年以上の実績がある
  • 収入が横ばい
  • 収入が増えている

上記に当てはまる場合は収入証明書を用意して、クレジットカード会社の審査を受けると良いでしょう。

クレジットカード会社によっては確定申告書や源泉徴収書などの収入を証明できるものがあれば、実績が2年でもクレジットカードを発行してもらえることもあります。そのため3年の実績というのはあくまでも目安と考えておきましょう。

フリーランス1年目で審査通過するためのコツ

フリーランスになりたてでも、以下の4つを実践すれば審査に通る確率を高められます。

  • 開業届けを出す
  • 固定電話の電話番号を記入する
  • フリーランス向けのクレジットカードに申し込む
  • キャッシングなしで申し込む

支払い能力があると信用された人だけがクレジットカードを持てます。そのため開業届けを出したり固定電話の電話番号を記入したりして、信用力を高めることが大切です。

開業届けを出した上でフリーランス向けのクレジットカードの審査に申し込めば、審査に通過する確率を高められます。

開業届けを出して信用力を上げる

クレジットカードの審査に通過したいのならば、開業届けを出すことは必須です。開業届けは自分の仕事の看板です。開業届けを出していればお店を持たないフリーランスの人も「ちゃんと仕事をしていますよ」ということを証明できます。

開業届けを出さないことは法律違反ではありませんが、開業届けを出すのと出さないのとでは信用度が違うため面倒でも開業届けを出しましょう。

近年はネットでも開業届けを出せます。個人事業主やフリーランスの人専用の開業サイトを使えば簡単に開業届けを出せるため、税務署に行けない場合はネットの専用サイトを利用すると良いでしょう。

固定電話の電話番号は信用されやすい

クレジットカードを作る際は必要書類に電話番号を記入します。携帯電話もしくは固定電話の電話番号を記入するのが一般的ですが、なるべく固定電話の電話番号を記入しましょう。

固定電話の電話番号は変えにくい上に、固定電話に電話をすることで本人確認もできます。そのため信用力がアップするのです。

また審査の際に行われるスコアリングでも、携帯電話よりも固定電話のほうが高得点を得られます。つまり審査の際に有利になるということです。
もし固定電話がない場合は月額料金を抑えられるIP電話の利用を検討すると良いでしょう。

フリーランスはフリーランス向けのクレジットカードを

フリーランスで働く人は一般的なクレジットカードではなく、法人カードに申し込むのが望ましいです。フリーランスや個人事業主に特化した法人カードを選ぶと良いでしょう。フリーランスに特化した法人カードには以下のようなメリットがあるからです。

  • フリーランス1年目でも申し込める
  • 決算書が不要

フリーランス1年目でも申し込めたり、本人確認書類があれば審査ができたりするケースが多いです。そのため安定した収入があることを証明するのが難しいフリーランス1年目の人も、クレジットカードを発行してもらえる可能性が高いのです。

キャッシングを申し込まなければ審査通過しやすい

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠があります。一般的にキャッシング枠の審査はショッピング枠の審査よりも厳しく、設定金額によっては収入が安定していても審査に通らないこともあります。

つまりキャッシング枠を0円に設定すれば、審査に通る可能性がグンと高まるということです。そのため「ショッピング枠だけで十分」という場合は、キャッシング枠を0円にして申し込みましょう。

ただしキャッシングができれば急な支払いにも柔軟に対応できるため、安心感があるのは否めません。もしキャッシング枠を設定したほうが安心できるのならば、キャッシング枠を10万円などの少ない金額に設定すると良いでしょう。

フリーランスで資金調達をするならファクタリングサービスを利用してみるのも一つの手です。

審査通過の障害になることはしないことが大切

クレジットカードの審査では個人の属性だけでなく信用情報も確認されるのが一般的です。信用情報とは次のような情報のことを指します。

  • クレジットカードやローンの利用履歴
  • 返済情報など

車や住宅のローン、クレジットカードなどの利用履歴や返済情報は、信用情報機関に登録されています。そのため以下の点に注意しなければなりません。

  • 支払いの延滞や滞納をしない
  • 複数のクレジットカードに申し込む

支払いを滞納したり複数のクレジットカードに申し込んだりすると、審査をしている側に「信用力の低い人」と思われるでしょう。そのため上記の2点のような審査通過しにくくなるようなことは絶対にしないことが重要です。

支払いの延滞や滞納をすると信用力が低くなる

ローンの利用履歴や支払い情報は、消費者金融や金融機関が加盟している信用情報機関に登録されます。信用情報機関に登録されている情報はクレジットカードの審査をする際に確認されますが、毎月きちんと支払いをしていれば審査に響くことはありません。

ただし次のような人は信用力が低くなるため、審査通過しない可能性があります。

  • 支払いを延滞・滞納したことがある
  • 自己破産したことがあるなど

上記に当てはまる場合は信用情報機関に事故情報として掲載されます。事故情報として掲載されると5年から10年はクレジットカードを作れません。そのため上記の2点に当てはまる場合は、審査に通過するのが極めて難しいと思っておきましょう。

今まで支払いの延滞や滞納などをしたことがない人は、今後も毎月きちんと支払いをすることが大切です。

複数のクレジットカードを同時に申し込むのはNG

支払い情報と同様にクレジットカードの申込み履歴も信用情報機関に登録されます。複数のクレジットカードに申し込んでいることがわかれば、クレジットカード会社に「複数のクレジットカードを申し込まなければならないほど資金繰りに困っている」と思われる可能性があります。

つまり支払い能力も低いと判断される可能性が高いのです。そのため「フリーランスだと審査に通らないかもしれない」と不安になって複数のクレジットカードを作ろうとするのはやめましょう。

まとめ

フリーランスになる前にクレジットカード会社の審査を受けるのがクレジットカードを持つための近道です。しかしフリーランスになってからでも安定した収入があることを証明できれば、スムーズにクレジットカードを発行してもらえます。

フリーランス1年目でも開業届けを出したりキャッシング枠を0円にしたりすれば、審査通過の可能性を高められます。フリーランス向けのクレジットカードに狙いを定めるのも審査通過しやすくするためのコツです。フリーランスに特化しているため、実績がなくても審査に通過しやすくなっているのです。

事業でクレジットカードを使う場合は、経費管理がしやすく資金繰り対策もできるフリーランス向けのクレジットカードの利用を検討すると良いでしょう。